ワースブレイド裏話

〜ギルニダ侵略戦争の巻〜

初版
 実は初版はちと複雑な経路をたどってます。
 最初、この外伝は文化祭でだした「漫画」だったのです(笑)。
 で、”ACT1”の部分を4ページぐらいで描いてました。
 次の年、先輩から、「卒業までに絶対に終わらせろ!!」との指令が下り、
 仕方なく(?)「小説」に変更。
 〜ACT2からACT8まで「漫画」で描いたら何ページになることやら〜
 で、物語が終了したのはいいけれど、「漫画ACT1」+「小説ACT2〜8」
 という、とんでもない構成になってしまいました。
 というわけで、さらに次の年に「小説版の序章とACT1」を追加することに。
 要約すると、以下の通り。

   平成1年文化祭 「漫画」ACT1
   平成2年文化祭 「小説」ACT2〜ACT8
   平成3年文化祭 「小説」序章+ACT1

 〜ちなみに、時野は「高専」だったのであと2年猶予がありました〜

再版
 友人から、「わぁす」をホームページに載せてほしい。と依頼があり、再版を決意。
 昔のデータを捜したところ、X−68000の”シャーペン”で書いていた。
 まず、テキスト形式に変換。
 PC9801DA+3.5FDDを使って、5”→3.5”にメディア変換することに。
 ところが、3.5”FDのフォーマット中。5”ドライブにアクセスランプが...。
 見事、文章データは”お亡くなり”になりましたとさ。
 ハードディスクに残っていた試作の文章データと、文化祭の本を片手に、ひたすら打ち込み。
 1999.09.14 再版完成。
 一部表現がかわってますが、基本的に「足していません」。
 〜オリジナル世界ではないので、文章は追加しない予定。ご了承ください〜
 挿絵イラストも、再版する予定です。


登場人物
 アムル
   アムル=マフォール ギルニダ帝国、マフォール王が一子。
   しかし、実は血を分けた息子ではないらしい。
   現在「ギルニダ解放軍」の将軍(全軍指揮官)。
   ”繰手”であり、”気闘法”も修得している。

 リーナ
   「風の門」の”練法使い”。物語の途中で、「仮面」を手に入れて、”練法師”
   に昇格。
   でも、そのまま最終戦に突入しているので、新しい呪文は憶えていない。
   彼女の両親は、かつて、繰兵「風の将」の乗り手だった。

 ニアナ
   リーナの母親。
   かつての、繰兵「風の将」の練法師。
   現在、ギルニダ帝国の牢屋に幽閉されている。
   自らの心の殻に閉じこもり、他人を拒絶。
   なぜ、幽閉されているかは、物語の後半であきらかに。

 ライク
   リーナの父親。
   かつての、繰兵「風の将」の繰手。
   マフォール王から反逆罪で追われ、人知れず遺跡の地で朽ちた。
   「風の将」に意志(魂?)だけを残し、次の乗り手が現れるのを待っている。

 ゲビン
   アムルの教育係。
   かつては、マフォール王の側近&親友として、数々の武勲を挙げた名将。
   近年、マフォール王の「残虐性」を見かねていた。
   アムルの器に惚れ、城を出て「ギルニダ解放軍」の運営に手をかす。
   〜帝政だから侯爵ぐらいには、なるのかな?〜

 マフォール王
   アムルの父親。
   侵略戦争を20年近くつづけている、ギルニダ帝国の王。
   かつては「炎の将」に乗り、暴れまくったらしい。
   ある時期より、逆らう者は「死」という残虐性に目覚める。

   いや〜。ギルニダ帝国なので、マフォール皇帝が正解なんでしょうが...。
   「帝王」ということで許してください。
   〜分かっててなかなか書き換える気にならない不思議な時野です〜
   フルネーム?ってなんでしたっけ?!